2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり。  「クライマーズ・ハイ」

佐藤浩市のNHK版は見たことがあったが、堤真一の映画版は初めて。 これがまた、素晴らしく面白かった。 物語を簡単に紹介しよう。 主人公は、群馬の地方紙の記者たち。物語は彼らが世界史上に残る大事故(日航機事故)に、「地元」という強烈なシチュエー…

フラッシュバック 「どんぐり」

高校生の時、前田治男という国語の先生が授業中にこんなことを言ってました。 定年退職直前になって会社をリタイヤしたら何をしたらいいのか、慌てる人が多い。でも、それは読書の楽しみを知らずに来た人だ。読書の楽しみを知っていればそんなことを恐れる必…

胸にぐっと来る 「ふたり」

ご存じ唐沢寿明の本。 少し前に吉田文豪の影響でタレント本を読み漁った時期があり、その一環で読んだのですが、これはタレント本と呼ぶのは申し訳ないくらい、素晴らしい本でした。 以来、密かに唐沢寿明を尊敬しております。 ※「ふたり」 唐沢 寿明 (著) h…

刑務所の中の石井館長 「空手超バカ一代」

というわけで、K1の石井館長の本も読んでみました。これって館長が刑務所に入っているとき、知り合いに送った手紙をまとめたものだそうな。 この向上心とポジティブな姿勢は、やはり只者ではありません。 ※「空手超バカ一代」石井和義 文藝春秋 http://www…

まっすぐに蹴り返す 「ブレイク・スルー 〜K1舞台裏の物語」

これは、凄い本です。 というのもこれは、 あの石井館長がどうやってK1を興して、どうやって事業として成功させたか、ということが館長の側近によって詳細に解説されている一冊なのです。 たとえば放映権問題。K1はフジテレビ、日本テレビ、TBSの三局…

終電車の恐怖

↓ スキャン買いました。 マーカーの色までよく出ます。 嬉しいです。

憧れの・・・ 「まんが道」

まんがファンなら必読の大傑作。 前後ピュアなもので固めて「邪宗」を封印しておきました(笑)。 ※「まんが道」 藤子 不二雄A (著) http://mangazenkan.com/item/713.html

漫画家と編集者、心の闇 「邪宗まんが道」

「バクネヤング」の松永豊和のWEB小説。 これって、一言で言えば大手出版社の編集と漫画家の確執を漫画家の立場から描いたもの。自伝的と書いているので、当然相手は小学館かと思いますが、まぁ生々しい。ここまで生々しく書かれている「小説」も珍しいの…

天才の自叙伝 「豪」

天才=「好き」×「努力」×「時間」・・・そして最後に×「才能」 手塚治虫もそうだが、永井豪もそう。これを読んで天才が生まれる方程式は、みな同じだなと思いました。 今、この一日、この時間の過ごし方が人と人の差を作っているのでしょうね。 それにして…

凄い人 「全日本プロレス代表取締役 武藤敬司」

この人は、 器のでかい人だな〜 とホントに感心します。 いろいろあっても、頑張りましょう。 ※「全日本プロレス代表取締役社長武藤敬司」扶桑社SPA!文庫 http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31613527 ↑文庫が出たみたいですね。

大ブレイク中! 「高瀬大樹オフィシャルブログ」

先週、2ちゃんを眺めていたら、高瀬大樹(写真右)のブログが大ブレイク中なのを知り、最初から読み出したら止まらなくなった。 面白い!!! このブログがブレイクしたきっかけはどうやら「プライドの光と影」「格闘界の光と影」という裏話シリーズを書き始…