2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥肌! 「007/慰めの報酬」

土曜夜「カジノ・ロワイヤル」を再見していたら、どうにもこうにもたまらなくなって急遽、日曜昼、銀座シネパトスまで二人で「007/慰めの報酬」を観に行ってしまった。 このシリーズの最大のお楽しみはダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドそのものにあり…

つかこうへい 「郵便屋さんちょっと」

「戯曲」というものを初めて読んだのは高校生か浪人のときだと思う。 つかこうへいの「郵便屋さんちょっと」だった。 当時、角川文庫からつかこうへいの初期戯曲がまとまって入った文庫が出ていて(たぶんタイトルは「戦争で死ねなかったお父さんのために」…

ドMの蟹衛門! 「蜉蝣峠」

面白かったぁ。 堤真一と高岡早紀が特によかった。 それから、蟹衛門が素晴らしかった。こういうキャラは大好き。予想外のおみやげをもらったみたいな気分でした。 ※「蜉蝣峠」 劇団☆新感線 http://www.kageroutouge.com/ ↑なぜキービジュアルには蟹衛門が出…

至極真っ当でビックリ 拳の真相」

亀田興毅親子騒動で、マスコミにたびたび露出し渦中の人となった金平桂一郎さんの本。 実は、かの金平正紀会長の子息ということ、特徴のあるそのお顔、話しっぷりからテレビで見るたびに関心が高まっていたのだがなんだ、本を読んでみれば、至極真っ当な方で…

談志門下の落語家修行 「破門」

これって、談志に弟子入りした人たちの「その後」を追っかけたルポルタージュ。 面白いが、身につまされ、けっこう辛い本だ。 苦労にも身になる苦労と身にならない苦労とがあると思う。それをどっちにできるか、は本人次第だと思います。ここに出てくる人た…

深田恭子の死に顔が凄い! 「リング2」

やっぱ、深田恭子のドロンジョのインパクトがでかかったですね〜。 祝「ヤッターマン」NO.1ヒット! というワケで深田恭子の好演が輝く映画をもう一本。 この映画の深田恭子の死に顔は素晴らしかった! スクリーンに映った瞬間、映画館でのけぞりました。 フ…

同業仲間から見た黒澤明 「評伝 黒澤明」

著者の堀川弘通と言う人は「あすなろ物語」(黒澤明脚本)でデビューし、「裸の大将」「黒い画集・あるサラリーマンの証言」などを撮った一流の監督(らしい)。 黒澤の少し後輩で、助監督なども務め、ある時期は側近的な立場にいた方のようだ。 本書は、そ…

今と昔の政治家の違いは? 「巨魁 岸信介研究」

A級戦犯から自民党総裁、そして引退後も院政をしいた戦後政治の巨魁・岸信介の政治家としての軌跡をたどった本。 評価は賛否あると思うがはっきり言えるのは昔の政治家は腹を括っていたこと、命を賭けていたこと、でしょうか。 これは米大統領のオバマにも…

大家族主義の何が悪い!? 「虚構の城」

本書は、今や経済小説の大家である高杉良のデビュー作。 出光興産をモデルとして書かれ、上梓された当時は内容があまりに内部事情に詳しすぎることから社員が書いたのではないか?と、大騒ぎになったといういわく付きの一冊だ。 ここで描かれるのは「大家族…

感謝!  「みんなでドリする?DO YOU DREAMS COME TRUE?SPECIAL LIVE! 」

これってドリカムの20周年を祝うために「参加アーチストも含めたファン」が一同に会すという趣向のスペシャルライブ。 座席に座った瞬間、会場一杯に埋め尽くされているファンのビジュアルとオーラがワッと目と胸に迫って来て、それだけで、なんだか涙が・・…

面白かったです! 「ヤッターマン」

観ちゃいましたよ。何と初日に、横浜で。 いやぁ、面白かったです。 櫻井翔と福田沙紀がイイのは期待通りだったが想像を遥かに越えて素晴らしかったのはドロンボー一味の三人組! 深田恭子のドロンジョは、なんて可愛いんだ!生瀬勝久のボヤッキーは、なんて…

木椀一杯の粥 「股旅」

一言で言うと、ドキュメンタリータッチの股旅映画。 江戸時代、貧しい農家に生まれた若者が一旗揚げる方法はやくざになって偉い親分の盃をもらうしか、なかった。 こうして実家を飛び出し、夢見る若者が送るのが股旅暮らし。 旅から旅へ一宿一飯の恩義彼らを…