殿山泰司が好き。ボウフラのように漂い生きているようにみえながら、 胸の奥には、 強烈なアナーキストの魂と役者のプライドが燃えさかっている。文章も抜群にクール。ロケ先の待ち時間などに、ちびた鉛筆をなめなめ書いていたらしい。この人の本は、 一人旅…

初めて映画館で観た時には、 タイトルバックでもう、全身に鳥肌が立った。高校生のとき、だった。 突如始まる「電光石火に銀の靴」。画面を駆け抜ける光の文字、「Crazy Thunder Road」と浮かび上がり、決まった瞬間に、グロウする。 このタイトルバックが観…

暴露本なんかでは全然ない。素晴らしい本。 この人は天才！やっぱり。

昨年くらいから「社長シリーズ」がマイブーム。 森繁、三木のり平、加東大介、小林桂樹のやりとりが楽しいのはもちろん、 作品の前提となっている、 高度経済成長期の空気感に、たまらなく惹かれる。 「三丁目の夕日」もそうだが、昔の日本がユートピアに見…

今度、 広告会社として企画・運営に参加させて頂いた 媒体の連載企画が1冊にまとまって、本になります。 これまで、 関わった企画が携帯の有料サービスになった経験はありますが、 本になるのは初めて。 先週、見本が届いた。開いてみると、企画協力に会社の…

出版社と、 キャラクター版権管理会社やコンテンツホルダーは違う。 マンガとキャラクターは違う。 日本に「マンガ文化」を根付かせた二大出版社、 二大週刊少年漫画誌にふさわしい、 オリジナルの企画を発信して ぜひぜひ、「国民的行事」にしてもらいたい…

土曜は日帰りで大阪に。 某社のために「相撲の大阪場所をモニターに」という名目で行きましたが、 実は、 Ｓさん（今は在阪のマーケの大師匠）にお目にかかるというのが本当の目的。 なんだか、お話をお聞きしたくて ご無理お願いして時間の調整を付けて頂き…

かと思ったら、 ただの風邪だった。 ここ１週間ほど、鼻がグズグズしていたが、 一昨日の夕方から症状が急激にエスカレート。 今は、 熱っぽい。 頭が痛い。 鼻水が出る。 咳が出る。 のどが痛い。 どう考えても、これって風邪ですよね。 うげげ、 今日は夕…

印象的な人には、独特の口癖がある場合が多い。 例えば、クライアントＨさんの場合、 商談中に熱が入ると必ず出るのが「逆に言うと・・・」 続く文脈がいつも全然、逆じゃない点がミソ。付き合い始めは、その都度悩んだが、今は全く悩みません。聞き流します…

昔、一瞬在籍したマーケティング部時代、「モノやサービスには、物質価値と交換価値がある」と、教えてくれたのは、先輩Ｔさんだった。 価格の設定には - (１)原価を積算し、適正な利益をのせる。 (２)この製品はお客さんにとって、どんな価値を提供するか、…

広川太一郎さんと言えば、ラジオ関東の「男たちの夜かな！？」。 高校生〜浪人の頃か、蒲団の中で聞いていた覚えがある。 その頃、この番組には、スポンサーがなく、広川さんが自費で番組を維持していたと思う。 ニュースを聞いて、検索してみたらあの番組を…

昨夜、人に誘われて、PARCO劇場に「藤岡藤巻」のライブを見に行った。 予備知識は、 「崖の上のポニョ」の主題歌を歌っているおじさんたち ということのみ。正直、付き合い感覚。 ところが、始まってみると、これが・・・ メガトン級の面白さ！ 涙ぐむほど笑…

私は、タバコをバカバカ吸う。 食後はもちろん、企画書を書いているときも、会議のときも、歩いているときも、バカバカ吸う。 ・・・だが、昨年あたりから、 この習慣に大幅に制限がかかるようになった。 何しろ飲食店では、食事タイムは禁煙が主流、会社は…

ちょっと古い話ですが、 「電車男」の映像化、舞台化を見て、 ずっと思っていたことがある。 この作品は、本来、映像化できない筈だということ。 というのも、 この作品のミソは、 主人公含め登場人物すべてが「匿名」というところ。 面白さの本質は こうし…

私は元々、握り箸で、 昔から気になっていたので、数年前、自分で矯正した。でも、 なんか違う気がしている。 握り箸ではないだけだ。 箸の持ち方の美しい人は、食べる姿も美しい。 美味しそうに見える（ような気がする）。 箸の持ち方が美しい人と言えば、 …