2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

男の中の男!  「太陽の中の対決」

会社の先輩に貸してもらったんだけど、観て、ぶっ飛びました。 ポール・ニューマン演じる主人公が、とてつもなくカッコいい。 彼は・自分の道は自分で決める。・自分で言ったことは、やる。・自分でできないことは、言わない。という侍のような男なのですが…

青春映画の大傑作! 「すかんぴんウォーク」

言わずと知れた、吉川晃司のデビュー記念映画。 彼は渡辺プロの強力なプッシュを受けてこの映画とテーマソング「モニカ」のメディアミックスで華々しく登場し、一躍スターの座に躍り出た。 今でこそこうしたメディアミックスによるタレント売出しは当たり前…

漫画家という人種 「ぬけられますか 私漫画家 滝田ゆう」

本書は、「滝田ゆう」という人を当時の担当編集者が、彼の生い立ちから、酒浸りの日常、執筆の現場、作品分析などなど様々な材料を元に分析紹介したもの。 著者は、この方。「泥鰌庵閑話」にもキャラとして登場した新潮社の校條さん。 これを読むと滝田ゆう…

深夜+1に行った 「読まずに死ねるか!」

昨夜、中学高校の同級生たちと新宿で飲み会があり、その流れで「深夜+1」に入った。これまでもゴールデン街に来たことはあったが、このお店に入ったのは初めて。 ・ジャック・ヒギンズ・志水辰夫・ロバート・B・パーカー・スティーヴン・ハンター ・ ・ ・…

虚心の人 「あるがままに」

本書は、笠智衆の米寿(H4)の記念に、知人がお祝いに彼のことを書いた文章を集めた本。 これを読むと、やはり笠智衆は凄い人だったみたいですね。 友人が見ても、仕事仲間が見ても、後輩が見ても、家族が見ても、どこからどんな立場で見ても、笠智衆は、全…

たのんまっせ 「夫婦善哉」

遊び好きの大店の若旦那が、人気芸者と駆け落ち。怒った大旦那に勘当されてしまう。 粋で女あしらいは達者だが、生活力の全くない男と粋な商売だが、実は現実的な女の恋の道行き。さて、二人はその後、どうなるか・・・というお話。 森繁久彌の若旦那と、淡…

面白いです 「天地人」

土曜日、再放送でNHK大河ドラマ「天地人」第一回を見たのですが、これがえらく面白かった。 実は大河ドラマをきちんと見るのはたぶん「国盗り物語」以来。(だから何年ぶり???) 私は直江兼続という人を知らなかったのですが彼の存在を核に 「天と地と」 …

スラムキングはどうなった? 「バイオレンスジャック」

1月8日、 関東のあちこちで地震雲が目撃され、 ちょっとした騒ぎになったらしいですね。私は普段、 うつむき気味に暮らしているので、 全く気がつかなかったのですが・・・この冬の異常な暖かさと言い、なんだか不気味ではあります。 地震と言えば思い出すの…

読書は最高のエンターテイメントだ! 「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」

「本の雑誌」と、昔の「紙のプロレス」は、ティストが似ていた。 かたや「本」、かたや「プロレス」と題材こそ違うが、それぞれ、コンテンツの中身だけではなくてそれを「読む」「見る」という「行為」自体までを楽しもう、遊ぼう、というメッセージを送った…

とてつもなく面白い 「明日ひらめけ!」

「マンガ家デビュー物語」という副題通り、漫画好きの少女がデビューしていくまでの話なんですがこれは、とてつもなく面白いです。 実は薦められて、さっき初めて読んだんですがビックリしました。凄い人っているんですね〜。 ※「明日ひらめけ!」 藤野美奈…

もう一つのまんが道 「劇画漂流」

本書は、「劇画」というジャンルの命名者、辰巳ヨシヒロの青春回想記。 トキワ荘と同時代に関西で繰り広げられていた、もう一つの「まんが道」とでもいいましょうか。こりゃもう、メチャクチャ面白いです。 貸本漫画に少しでも触れたことのある方には、特に…

謹賀新年。 「病は気から」

主人公は、自分を病気だと思い込んでいる大富豪。 家庭内でエネルギッシュな暴君ぶりを発揮する彼はどこからどう見ても健康体。 しかし主人公の彼だけは、お抱えのやぶ医者の言うことを盲信し、自分が病気だと信じ切っている。 で、言われるままに毎日大量の…