2009-01-01から1年間の記事一覧

君の欲しいものは何ですか 「流星」

明日が仕事納め。 最終日は、日課であるところのコンテンツ校正を終えた後、京急の大鳥居に直行し11時から某クライアントに挨拶と商談、午後は年明け入稿のダミー原稿手配、14時半に別クライアントが来社されてそのあとは年賀状を書いて会社の納会、その流れ…

男がしびれる映画。  「ストリート・オブ・ファイアー」

ウォルター・ヒルの最高傑作。 私は、この映画のトム・コーディーが好きで好きで・・・。 ラストの台詞には、しびれまくりました。 ※「ストリート・オブ・ファイアー」 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4793/index.html ↓ ちなみに、音楽の使い方、ハ…

アブドーラ小林と記念写真 新横浜「海坊主」

土曜日、横浜アリーナでK-1を観戦。素晴らしい大会で興奮冷めやらぬ帰り道、常日頃からシャドウWXをなぜか「さん」付けして呼ぶ妻に引っ張って行かれたのが、アリーナから少し離れた汚い雑居ビル。 何でもここに大日本プロレスが運営している居酒屋があると…

いい身分  「小津映画の重役」

いつも思うのですが、佐分利信の重役は仕事してないのでは…? 来客があると電話で「くるま!」と指示出して鰻食いに行っちゃうし。 羨ましいぞ! ※「秋日和」 監督:小津安二郎 主演:原節子、司葉子、岡田茉莉子 http://www.7andy.jp/dvd/detail/-/accd/D00…

見たまんま 「永田裕志のサンダーデスブログ」

このブログを読むと見たまんまの人だということが分かります。 ※「永田裕志のサンダーデスブログ」 http://janbari43.seesaa.net/ ↑ それにしても、 プロレスラーがなぜ、 ブログで日替わり百面相をする必要が・・・?

幻の一冊  「永田さんのかんがえたこと」

綱島駅前の本屋で本書を手にとって放心している所を連れに発見され、ハッと我に返った。 ・・・危なかった。 表紙だけで思わず、買ってしまいそうになりました。 ※「永田さんのかんがえたこと」 永田裕志著 価格1680円 http://www.enterbrain.co.jp/product/…

A級やくざ映画! 「クローズZERO II」

先週土曜日ようやく借りて観た。「1」よりさらに、面白くなっており、びっくり! で、思ったのですが、この作品は往年のヤクザ映画の代替品とも言える作品ですね。設定も、ドラマ作りも、盛り上げ方も・・・何もかも。 映画館から出てくる高校生がみな肩で…

【続】綱島で一杯機嫌の小鹿に遭遇 「小鹿注意報」

というわけで、綱島駅前を離れた我々二人はTSUTAYAに借りていた「秋日和」を返却しスーパーで買い物などをして帰宅することにしたのだが、いざ帰るとなると・・・ やはり、屋台の小鹿が気になる。 少し遠周りになるがもう一度駅前を通って屋台を確認してから…

綱島で一杯機嫌の小鹿に遭遇 「馬鹿モン!文句あっか!!」

昨夜、連れからケータイメールで 「グ、グレート小鹿が綱島駅前の屋台で一杯飲んでいる!」 との通報あり。 丁度、東横線で帰途についていたので、駅前で待ち合わせしてチェックすることになった。 さて、駅前に到着すると連れが待ち構えていて某銀行前の屋…

あまりの面白さに驚愕! 「犬が星見た」

本書は、武田百合子のロシア紀行記。 ビックリしました。 だって、旅行中の毎日が淡々と書いてあるだけなのにこれがとんでもなく面白い。 理由がさっぱりわからないのですがとてつもなく面白い。 不思議です。 こういうのことを天才というのでしょうね。 タ…

これを読むと「村西とおる日記」がもっと面白くなる。 「裏本時代」

「村西とおる日記」が話題である。 村西と言えば、ダイヤモンド映像のAV監督兼経営者として一世を風靡しそのあと逮捕され辛酸をなめた人。今、再起の目線で書いたブログが多くの読者を獲得しているのはご存知の通り。 では、AV前の彼は一体何をしていたのか…

堤真一おそるべし!  「容疑者Xの献身」

この映画の最大の見所は、堤真一の顔芸! 何せ映画に出ている間、顔だけで「もう僕には生きる気力がありません」「もう僕には生きる気力がありません」「もう僕には生きる気力がありません」 ・ ・ ・とアピールし続けるのだからたまらない。 映画の冒頭、こ…

高橋克典が最後においしい所を持って行った 「官僚たちの夏」

遂に終わってしまった、あの「官僚たちの夏」が・・・! と、わざわざ倒置法で書くほど面白かったこのドラマ。 シナリオも演出も良かったが何より出演俳優たち(写真)の演技が素晴らしかった。 それぞれがきちんとキャラクターになりきっていて毎回丁丁発止…

山本小鉄のいじめ 「ある悪役レスラーの懺悔」

ミスター・ポーゴって、いい人なんですね。 新日辞めたときのエピソードが最高です。 ※「ある悪役レスラーの懺悔」 関川哲夫 講談社 http://www.bk1.jp/product/03073666

喜劇役者の頭の中 「のり平のパーッといきましょう 」

これは三木のり平のインタビューをまとめた本なんですが読み始めたら止まらなくなりました。そして最後は、強烈に胸が揺さぶられました。 全編、聞き手のコメントを省き、すべて三木の独白調で構成されているのがまず楽しい。まるで自分に向かって三木のり平…

山田太一ワールドは不滅! 「ありふれた奇跡」

今頃で恐縮ですが先々週のこと、「ありふれた奇跡」をDVDで全巻観ました。 一本観だしたら途中で止められなくなった何度もTSUTAYAを往復して遂には一気に観てしまった。 興奮して後からネットをチェックしたら セリフ回しが今っぽくないこんな話がある筈がな…

げげげ、ひどい本を買ってしまった。 「ディズニー批判序説」

昨日、大倉山の古本屋でタイトルに惹かれて購入。少し時間があったのでドトールで読んでいたら、20分で読み終わってしまった。 中身の薄さもさることながら、何もかもが、伝聞と図書館資料からの著者自身の推察で、げっそり。700円どぶに捨てたような不快感…

面白かった。  「不屈の者たちへ」

昨夜(というか今朝)2時頃、なぜか目が覚めてしまい、何気なくテレビをつけたらこの番組をやっていた。 で、最後まで見てしまった。 「倒産社長 再起へのハンドル」 世の中にはこんな人がいるのか・・・と否応なくわが身を振り返ることになりました。 私ご…

ラストに身体が震えた 「燃えよ剣」

この本を最初に読んだのは中学の時でしょうか。以来、私の胸の奥にも土方歳三というキャラが焼き付けられております。 そして、うん十年・・・ 先週土曜に突然、日野で土方歳三ツアーを敢行する、という運びとなりました。 コースは、 土方歳三資料館 ↓ 石田…

どうせやるなら、成功しないと。 「ナウシカの『新聞広告』って見たことありますか。」

昨日某町の古本屋で発見し、即購入。 「風の谷のナウシカ」から「猫の恩返し」まで、新聞広告の原稿一覧とそれを作った東宝宣伝部とクリエイターたちの裏話座談会が一冊になった本。 笑ったのは座談会、勝ち組は何でも言えるって感じで、皆さん勢いがあって…

タイトルに偽りあり 「子殺し 猪木と新日本プロレスの10年戦争」

「アントニオ猪木」「新日本プロレス」「子殺し」 これだけのキーワードがあれば本来は、マスを引っかけるものが出せた筈だと思う。 それがこの本は旧プロレスファンにしか読めない一冊になっている。非常に残念。 アントニオ猪木が、新日本プロレスにチョッ…

三崎和雄が素晴らしかった 「戦極第九陣」

、先週日曜、ペイパービューで「戦極第九陣」を観た。 北岡悟の敗北もショッキングだったがそれよりもさらに、心に残ったのが三崎和雄の姿。 何も言わず出てきて中村和裕をKOして何も言わず去って行った。 モノが違うって感じの圧勝。 事前に物議をかもし…

リアル「餓狼伝」に興奮! 『DREAM.10』

昨日はペイパービューで『DREAM.10』を観たのだがこれがまた素晴らしく面白かった。 中でも興奮させられたのは菊野克紀。面構えと言い、闘い方と言い、板垣恵介の「餓狼伝」そのものではないか。 三戦(さんちん)の構えでにじり寄り、最後は三日月蹴り。い…

TBSなんて無くていいと思ってたけど・・・ 「官僚たちの夏」

TBSについては「亀田問題」「HEROS」「DREAM」・・・(格闘技関連ばかりで評価してすいませんが)視聴者を舐めきった放送姿勢を見るにつけなんで放送免許を取り消さないのか、と思ってたのですが「官僚たちの夏」が始まって印象がガラッと変わった。 「官僚…

異種格闘ケンカ漫画の傑作 「ワル」

子供のころ、週刊少年マガジンでこの漫画を読んで病みつきになった覚えがある。 と言うのも・・・ まず主人公氷室洋二のキャラクターが凄かった。高校生にして妖剣の達人で、シニカルにして陰気、しかも超アダルト。 当時不良と言えば健全な「番長キャラ」が…

射的で人生最大のバカツキ

日曜は、綱島駅前でお祭り。 屋台で射的をやったら という、田宮模型のようなマークの不思議な中国製のプラモデルをゲット! しかも続けてリャンゾウ(二索)のキーホルダー、ジッポーもどきのライターまでゲット! 500円、六発で何と3個も景品が!!! ヤ…

お別れ会

土曜日、ディファ有明。 2万6千人の気持ちの巡礼に参加。 行ってよかった。 いろいろあったけど、この日で気持が浄化された気分になりました。 写真は私が並んだ時の最後尾。晴海大橋の真ん中過ぎまで。(しかし、松木ファミリーに会ったのはビックリした。 …

選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり。  「クライマーズ・ハイ」

佐藤浩市のNHK版は見たことがあったが、堤真一の映画版は初めて。 これがまた、素晴らしく面白かった。 物語を簡単に紹介しよう。 主人公は、群馬の地方紙の記者たち。物語は彼らが世界史上に残る大事故(日航機事故)に、「地元」という強烈なシチュエー…

フラッシュバック 「どんぐり」

高校生の時、前田治男という国語の先生が授業中にこんなことを言ってました。 定年退職直前になって会社をリタイヤしたら何をしたらいいのか、慌てる人が多い。でも、それは読書の楽しみを知らずに来た人だ。読書の楽しみを知っていればそんなことを恐れる必…

胸にぐっと来る 「ふたり」

ご存じ唐沢寿明の本。 少し前に吉田文豪の影響でタレント本を読み漁った時期があり、その一環で読んだのですが、これはタレント本と呼ぶのは申し訳ないくらい、素晴らしい本でした。 以来、密かに唐沢寿明を尊敬しております。 ※「ふたり」 唐沢 寿明 (著) h…